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Excelのハイパーリンク設定まとめ

ハイパーリンクの設定まとめ

この記事では、Excelのハイパーリンク設定に関する情報についていろいろまとめています。

「ハイパーリンクって何?どうやって使うの?」

という悩みを持っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

ハイパーリンクを設定する関数

Excelには、ハイパーリンクを設定するための関数が用意されています。ハイパーリンクは、クリックすることで、他のExcelファイルやWebページ、メールアドレス、ファイルなどにジャンプすることができます。

Excelのハイパーリンクを設定する関数は、以下の通りです。

=HYPERLINK(リンク先アドレス, 表示テキスト)

この関数には、リンク先アドレスと表示テキストの2つの引数が必要です。リンク先アドレスには、ジャンプ先のアドレスを指定します。表示テキストには、リンクに表示されるテキストを指定します。表示テキストを省略すると、リンク先アドレスが表示されます。

例えば、GoogleのWebページにジャンプするハイパーリンクを設定する場合、以下のように関数を入力します。

=HYPERLINK("https://www.google.com/", "Google")

これにより、セルに「Google」と表示され、クリックすることでGoogleのWebページにジャンプすることができます。

また、ファイルやメールアドレスにジャンプする場合も同じ関数を使用します。例えば、Excelファイル「example.xlsx」にジャンプするハイパーリンクを設定する場合は、以下のように関数を入力します。

=HYPERLINK("C:\example.xlsx", "example.xlsx")

これにより、セルに「example.xlsx」と表示され、クリックすることで「C:\example.xlsx」ファイルが開かれます。

複数のハイパーリンクを一括して設定する方法

  1. ハイパーリンクを設定したいセルの範囲を選択します。
  2. 右クリックをして、コンテキストメニューから「ハイパーリンク」を選択します。
  3. 「ハイパーリンクの挿入」ダイアログボックスが表示されます。ここで、リンク先アドレスと表示テキストを入力します。
  4. 「OK」ボタンをクリックします。
  5. 選択したセルの範囲に、指定したリンク先アドレスが設定され、表示テキストが表示されます。

上記手順を繰り返すことで、複数のハイパーリンクを一括して設定することができます。

さらに、ハイパーリンクを一括して設定する場合は、以下の方法もあります。

  1. ハイパーリンクを設定したいセルの範囲を選択します。
  2. 「Ctrl + K」キーを押します。
  3. 「ハイパーリンクの挿入」ダイアログボックスが表示されます。ここで、リンク先アドレスと表示テキストを入力します。
  4. 「OK」ボタンをクリックします。
  5. 選択したセルの範囲に、指定したリンク先アドレスが設定され、表示テキストが表示されます。

上記の方法により、Excelで複数のハイパーリンクを一括して設定することができます。

VBAでハイパーリンクを設定する方法

VBAコードを使用すると、ハイパーリンクを自動的に設定できるため、大量のデータを扱う場合や、複数のシートで同じハイパーリンクを使用する場合に便利です。

以下の手順に従って、ExcelのVBAでハイパーリンクを設定する方法を説明します。

  1. Excelを開き、ハイパーリンクを設定したいセルを選択します。
  2. Alt + F11 キーを押して、VBAエディタを開きます。
  3. 左側のウィンドウで、ワークブックをクリックします。
  4. ワークブックの下にある「Insert」メニューを選択し、「Module」をクリックします。
  5. 新しいモジュールが作成されます。このモジュールに、以下のコードを入力します。
Sub SetHyperlink()

Dim rng As Range
Dim strLink As String

strLink = "http://www.example.com"

Set rng = Selection

For Each cell In rng
    If cell.Value <> "" Then
        cell.Hyperlinks.Add Anchor:=cell, Address:=strLink, TextToDisplay:=cell.Value
    End If
Next cell

End Sub
  1. ハイパーリンクを設定したいセルを選択し、Alt + F8 キーを押して「マクロの実行」ダイアログボックスを開きます。
  2. 「SetHyperlink」マクロを選択し、実行します。
  3. ハイパーリンクが設定されます。セルには、ハイパーリンクのアドレスが表示されます。クリックすると、指定したWebページが開きます。

このように、VBAコードを使用してハイパーリンクを設定することができます。必要に応じて、アドレスやテキストを変更して、カスタマイズすることができます。

ハイパーリンクが設定できない場合の解決方法

ハイパーリンクが設定できない場合は、以下の解決方法を試してみることができます。

  1. リンク先のURLを確認する Excelでハイパーリンクを作成する場合、リンク先のURLを正しく入力する必要があります。リンク先のURLが正しく入力されていることを確認し、必要に応じて修正してください。
  2. ハイパーリンクの書式を確認する Excelでは、ハイパーリンクを作成する場合、セルの書式を「ハイパーリンク」に設定する必要があります。該当のセルを選択し、「書式」→「セルの書式設定」→「ハイパーリンク」を選択して、セルの書式が正しく設定されていることを確認してください。
  3. セキュリティ設定を確認する セキュリティ設定が高い場合、Excelでのハイパーリンクの作成が制限されることがあります。ファイルを開く前に、セキュリティ設定を下げてみてください。
  4. ファイルの保存形式を確認する ファイルの保存形式が、ハイパーリンクの作成に対応していない場合、ハイパーリンクが正しく作成されないことがあります。Excel 2007以降の場合、ファイルを「.xlsx」形式で保存することをお勧めします。
  5. Excelのバージョンを確認する 古いバージョンのExcelでは、ハイパーリンクの作成に制限がある場合があります。最新バージョンのExcelを利用してみてください。

これらの方法を試してもハイパーリンクが作成できない場合は、Microsoftのサポートに問題を報告することで、今後なにかしらのアドバイスが返ってくる可能性もあるので、一応試してみるのも良いと思います。

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